パソコンなどで
デジタルイラストを描こうと思って調べてると
よく見かけるのが「ペンタブ」や「液タブ」という言葉。

ペンタブは
板タブ、ペンタブレットと同じ意味で、
液タブは液晶タブレット、液晶ペンタブレットと同じ意味です。

ただ、デジタル絵初心者には
ペンタブと液タブの違いが
はっきり分からないことがあります。

私も初めてペンタブと液タブを知ったときは
どこがどう違うのか分かりませんでした。

そこで、
ペンタブレット(板タブ・ペンタブ)と
液晶ペンタブレット(液タブ・液晶タブレット)
の違いがいまいち分からない
デジタルイラスト初心者や、
液タブと板タブで決めかねている人のために、
徹底的に細かく比較してまとめました。

板タブや液タブの購入の参考になれば幸いです。

ペンタブ(板タブ・ペンタブレット)とは?仕組みなどを解説

ペンタブレット(板タブ・ペンタブ)は、
パソコンなどの液晶画面を見ながら
専用の板の上(タブレット上)で
専用のペンを動かす
ことで、
画面のマウスカーソルを動かすことができる入力装置です。

ペンタブ単体で
イラストや手書きをすることはできません。
必ずPCやノートPCに接続する必要があります。

パソコンのマウスだけがあっても
何もできないのと同じです。

仕組みはマウスと少し似ています。
マウスも液晶モニターを見ながら
マウスを動かすことで
画面上のマウスカーソルを動かします。

ペンタブが少し違うのは、
マウスは相対座標で位置を検出するのに対し、
ペンタブは絶対座標でペンの位置を検出するところです。

マウスを机などから離して別の場所に置いても
マウスカーソルは動きません。
マウスは机などの上で動かした距離だけカーソルが移動します。

一方、ペンタブは
タブレットと画面が完全に対応していて、
タブレット上のある場所にペンを乗せると
画面上のマウスカーソルも
それに対応した場所に瞬間移動します。

業界シェアNO.1のワコム社による
ペンタブレットの使い方の動画を紹介します。

また、ペンタブは
筆圧や傾き角度を検知することもできます。

このため、ペンタブを使えば
鉛筆や筆の感覚でイラストや手書きができるようになります。xx

板タブの種類は多種多様です。
ワコム(業界シェアNO.1)の
高性能で高級なペンタブから
格安ペンタブを開発している海外のペンタブまで様々です。

サイズも様々です。
ワコムのペンタブを例にすると
サイズ別にS、M、Lの三種類あります。

さらに
筆圧感知レベルや傾き検出機能などによって
値段やモデルが変わってきます。

液タブ(液晶ペンタブレット・液晶タブレット)とは?

液タブは、液晶ペンタブレット、もしくは
液晶タブレットの略語として使われています。

板タブは描く場所と見る場所が
異なっているのに対して、
液タブは専用のペンを液晶パネルに直接置いて使います。

画面にそのまま線を描いて、
イラストやお絵かき、漫画を描いたり、
3Dモデリングしたりすることができるタイプのペンタブレットです。

イメージ的にはタブレットPCやスマホの画面に
ペンでそのまま絵を描くといった感じです。

液タブは原則として
単なるディスプレイモニターでしかありません。

従って液タブ単体では何もできません。

パソコンやノートPCなどに接続して使います。
既にあるパソコンなどに接続すると
そのパソコンはモニターが一つ増えた状態となります。

ほとんどの液タブにはスタンドがついていて、
自分の描きやすい角度に変えることができます。

ワコムの液タブは全て傾き検出できます。
海外の液タブでも傾き検知できるものが
あるにはあるのですが、
精度が悪かったり、角度が小さすぎたり、
使い物にならないことがほとんどです。

最近はOS(Windows)が搭載されている液タブ
(もはやタブレットPC呼んでも良いかも)も
ワコムから発売されています。
ネックはかなりの高額であることです。
普通の液タブよりもさらに値段が高くなります。

板タブのメリット(良いところ)

板タブのメリット
液タブより価格が安い
手元が隠れない
紙を置いて好みの感覚を生み出せる
液タブより軽い
ワイヤレス化できるモデルもある

板タブ(ペンタブ・ペンタブレット)が
液タブに一番勝っている点はなんと言っても価格です。

液タブより安くお手頃価格のため
デジタルイラスト初心者が
気軽に始められるメリットがあります。

また、液タブと違って
板タブを使用して絵を描いている時は
モニターの全ての画像が見えます。

自分の手で画面上の絵が隠れることがありません。

手元が隠れないため、
全体を確認しながら色を塗ることができ、
色塗りは板タブの方がしやすいという声が多いです。

液タブより軽いので
簡単に持ち運ぶことができます。

ペンタブでは工夫次第でペンの描き心地を
好みの紙の感覚に近づけることもできます。

ペンタブ(板タブ)も液タブも
現実の紙の感触とそっくりにすることはできません。

ですが、
高級なペンタブや液タブでは
ペンの芯にも気を遣って開発しています。

ワコムの場合、
板タブ、液タブ双方のペンは
通常芯、ストローク芯、フェルト芯など、
複数の芯の種類があります。

フェルト芯が紙に一番近い感覚です。

ですので、特別なことをしなくても
芯を替えるなどすれば紙の描き心地に近づけることができます。

ですが、
ペンタブのペンの描き心地はさらに紙に近づけることができます。

例えば、
タブレット上に好みの紙を置いてペンで描くと
その紙質によって様々な質感を生み出せます。
(芯の減りは早くなります)

液タブではそこまでの自由度はありません。
保護フィルムや芯を替えるのが精一杯です。

ただ、中にはラップのように透明なものを
液晶パネルに貼り付けている人もいました。
でも液タブには紙は置けませんしやはり限界があります。

モデルによっては
ワイヤレス接続できるものもあります。
ワコムの板タブはワイヤレス化できます。
これは液タブにはない特徴です。

ワコムのIntuos Proは
ワイヤレスキットが付属していますが、
それ以外のワコムのペンタブでは別売りとなります。

板タブのデメリット(悪いところ)使いにくくて慣れないって本当?

では板タブのデメリットについて見ていきましょう。

板タブのデメリット
慣れるまでに時間がかかることが多い

一見デメリットの数が少ないように見えますが、
様々なことに影響を与えるデメリットなので、
初心者にとってはかなり大きなデメリットとなります。

液タブは
見る場所と描く場所が完全に一致していますが、
板タブではそれぞれ分離しています。

このため、
ペンタブに慣れていないと、
自分が描いている線と
実際に画面に描画される線の間に
ずれが生じてしまいます。

初めてペンタブに触れる人は
ほとんどがこの違和感を持ちます。

納得いくまで何度もやり直すこともあります。

また、モニターの大きさと
ペンタブの大きさが異なるため、
実際にペンを動かした距離と
モニターに描画される線の長さに違いが生まれます。

ペンタブに慣れていないと
こういった違和感も持つことになります。

これらの違和感のため、
それまでアナログの紙に描いていた
デジタルイラスト初心者が、板タブに慣れるには
時間がかかることが多い
のがデメリットです。

長い間慣れることができずに
絵が描くにくいままだと、
慣れることに時間を浪費して
なかなかスキルアップすることができない可能性が出てきます。

慣れるまでの時間は個人差があります。
すぐ慣れた人もいれば、
半年かかったといいう人、
アナログのような感覚で描けるまでには
1年以上かかったという人も。

中には結局慣れることができず
諦めて液タブに乗り換えた人もいます。

液タブのメリット(良いところ)

それでは液タブのメリットについて見ていきましょう。

液タブのメリット
紙に描くように直感的に描け、作業効率が上がる
慣れるまでの時間がほとんど必要ない
液タブサイズによっては描くときの姿勢は板タブより自由度が増す
板タブとして使うことも可能

液晶ペンタブレットのいいところは
なんと言っても画面に直接絵が描けることです。

見る場所と描く場所が完全に一致しているため、
直感的に線を描いていくことができます。

板タブでは、ペン先に線が描かれることはなく、
タブレットとは別の場所にあるモニターに線が引かれます。

ここが液タブと板タブの一番の違いでしょう。

板タブは、タブレット上で動かした線と
モニターの描画される線が一致しませんが、
液タブでは描いた線と画面に描かれる線の長さが
完全に一致してずれることがないので、
アナログの紙に描いている感覚で描けます。

鉛筆で紙に線を書くと、
鉛筆の先に線が引かれますが、
液タブなら、それと同じような感覚で
描くことができます。

そのため、思ったところに線が引けるので
やり直す回数が減って作業効率アップに繋がります。

また、直感的に描けるので
慣れるまでの時間はほとんど必要ないこともメリットです。

ペンタブは普通に絵が描けるようになるまで
時間がかかりますが、
液タブは直感的なので、特別な経験は必要なく、
購入したその日に、それまで紙に描いていたような感覚で絵が描けます。

液タブなら、
アナログの紙に描いていたデジタル絵初心者が
それまでの描き方を変えることなく
デジタルイラストを始めことができます。

こうしたことから、
初めてデジタルイラストを始める人には
板タブよりも液タブの方が取っつきやすいといえます。

また、
液タブでは描くときの姿勢の自由度がペンタブより上がります。

サイズが13インチ程度なら
膝に置いて描くこともできますし、
横になって描くこともできます。

さらに、紙を回転して漫画を描くように、
液タブ自身を回転して絵を描くことができます。
これは板タブではできません。

しかし、液タブといえど、
20インチ前後のサイズでは設置型になるため、
紙の感覚で回転することはできません。
スタンドに設置して回転することはできますけどね。

描くときの姿勢の自由度が増すといっても限界があります。

液タブもPCなどに接続して使うため、
PCから遠く離れることはできないからです。
ノートPCなら一緒に持ち運べます。
スペック的には少し心配ですが。

参考までに、設置型の液タブのイメージがつかめる動画を紹介します。
ワコムのCintiq 22HDの動画です。

どうしても外でお絵かきしたり
煩わしいケーブルから解放されたい場合は、
タブレットPCで絵を描くこともできます。

ちなみに、液タブは設定を変えることで
板タブと同じような使い方ができます。
要するに、見る場所と描く場所を分離できます。

液タブのデメリット(悪いところ)

では、液タブのあまり良くないところについて見ていきましょう。

液タブのデメリット
価格が板タブより高い
紙の描き心地の再現度は板タブより劣る
板タブより重い
ワイヤレス化できない
人によっては目の疲れ、肩こりなど体への負担が板タブより大きくなるかも
視差が発生する

まず、値段がペンタブよりも高くなることです。

デジタルイラスト初心者が
初めて買うイラストツールとしては高価なため、
液タブ選びに失敗したくないという心理が働き、
なかなか購入に踏み切れない原因になっています。

また、液晶パネルの素材は
板タブのタブレット部分とは異なるため、
保護フィルムも何も貼り付けないまま使うと
ツルツルすることが多いです。

ペンを乗せるとカツカツ音が鳴ることもあります。

板タブのペンと同様、高級な液タブなら
ペンの芯にも力を入れています。
保護フィルムを付けたり、
ペンの芯をフェルト芯に変えたりすることで、
描き心地の調節が可能です。
しかしそれでもカツカツ感は僅かに残ってしまいます。

液タブは紙のように直感的に描けますが、
紙のような描き心地を生む工夫の自由度は、
板タブの方が上です。

また、液タブはその仕組み上、熱が発生してしまいます。

長時間使用していると、ものによっては
熱で画面が暖かくなることがあります。
(必ず暖かくなるとは限りません)
ただ、手を置いていられないほど
熱くなることはないのであまり心配はいりません。

当然ですが、板タブより重くなるため
軽々と持って移動することはできなくなります。

液タブはモニターなので
現状ではワイヤレス接続は無理です。

将来的には無線接続できる可能性はありますが、
一般家庭で使用されるディスプレイモニターが
ワイヤレス化できるようになった時に初めて
液タブもワイヤレス化できるようになるでしょう。

また、体への負担は液タブの方が大きくなる可能性が考えられます。

液タブが紙の感覚で描けるのはいいことですが、
紙に描いている時の姿勢が再現される可能性があります。

アナログの紙で描くとき、前屈みになって
紙に顔を近づけて描く人がいますが、
液タブで描くときに同じような姿勢で描くと
目が疲れたり肩がこったりする可能性が
高まるので気をつけた方がいいでしょう。

板タブの場合は、
体を起こした姿勢で絵を描くため
モニターから目が離れるケースが多いですが、
液タブの場合は、
モニターに近づくケースが多くなるため、
長時間使う場合は液タブの方が
早く疲れる可能性は十分考えられます。

これは液晶パネルの質が関わってくるので
液タブ全般というより、製品毎に結構変わってきます。

体への負担に関しては
個人差があるのでこればかりは
実際に自分で体験するしかありません。

まあ、板タブで絵を描いていても
モニターの質が悪ければ、
長時間モニターを見ていれば疲れますけどね。

ただ、
紙に思いっきり顔を近づけた姿勢で絵を描く人は
液タブを使うときは気をつけた方がいいかもしれません。

もう一つ明らかなデメリットがあります。
それは視差が発生することです。

視差とは、見る角度によって
ペン先と実際に描かれる線の間に生じる僅かな差のことです。

鉛筆で紙に線を描くと芯の先に線が書かれます。
1mmのずれもありません。

しかし、液タブではその構造上、
どうしても僅かにずれてしまいます。

ペン先はパネルの上にありますが、
描画される線はパネルの下にあります。
パネルには一定の厚さがあるため、
見る角度によってはペン先と線が離れているように見えることがあります。

これが視差が発生する原因です。
視差が大きいと非常に描きづらくなります。

物理的に視差をゼロにすることは不可能です。
ですが、液タブ側の設定で、
視差が小さくなるように調節できますし、
最近の液タブの視差は小さいので
ほとんど気になりません。

格安液タブでは視差が大きくなることは考えられます。

液タブとペンタブの相場価格(値段)の違い

ペンタブレットのメリットでも触れましたが、
ペンタブ(板タブ)の方が安いです。
ペンタブ相場は1万円以下~3万円前後です。
おすすめのペンタブをまとめました

海外製の格安ペンタブは
ワコムのペンタブに比べると
確かに安いのですが、
性能はやっぱり落ちます。

液タブはモニターも兼ねているので
どうしても高くなります。

ワコム製なら最低でも9万円前後です。
OS(Windows)搭載型の液タブになると
さらに3万円以上高くなります。
ワコムのおすすめ液タブ

海外の液タブは5万円~と、
ワコムの半額程の値段で購入できます。
海外勢も最近は
結構使えるレベルまで来ています。
おすすめの海外の安い液タブまとめ

ワコムより遙かに安いのに
性能に大差がないので海外製の液タブを選ぶ人もいます。

ただし、大差ないといっても
決定的な違いはあります。
海外製液タブには傾き検知できるモデルが
ほとんどありません。

まともな傾き検知ができる液タブは
ワコムのCintiqシリーズだけです。

傾き検出対応のおすすめの液タブCintiq 13HD

液タブとペンタブの接続方法の違いの比較

板タブ(ペンタブ)は昔からあるので
接続端子に困ることはまずありません。

ドライバーさえインストールすれば
使えるようになります。
また、無線で接続できる板タブもあります。

液タブの接続端子は様々です。

液タブは通常は、
液タブをモニターとして繋ぐケーブルと、
データ通信用のケーブル接続が必要です。
あと液タブの電源ケーブルもあります。

モニター接続は、
DVI、HDMI、Display Port、VGA(D-Sub)など
本当に様々です。
データ通信用のケーブル接続はUSBです。

液タブ購入前に自分のPCの接続端子を
確認しておく必要があります。

例え液タブの端子と
自分のPCの端子が一致しなくても、
変換ケーブルを購入すれば
ほぼ全ての端子で接続できるので心配いりません。

液タブにせよ板タブにせよ、
ドライバーのインストールには注意が必要です。

メーカーが異なるペンタブ・液タブを使うときは
それまで使っていた製品のドライバーは
アンインストールした方が良いです。

ドライバーの共存ができないため、
予期しない不具合が出る可能性があります。

液タブと板タブ(ペンタブ)の
どちらを使うにせよ、
デジタルイラストで必要なものは、
ペイントソフトとパソコンです。

板タブの場合は、モニターも必要です。
(モニター付きPCに接続する場合は不要)

液タブ(液晶ペンタブレット)と板タブ(ペンタブ)どっちがおすすめ?

液タブと板タブのどちらが
自分に合っているのかは、
予算や目的によって変わってくるので、
一概にどちらが良いとは言い切れません。

ここからはかなり主観が入りますが、
板タブを使ったことがない人や、
それまでアナログの紙で描いていた人が
これからデジタルイラストを始める場合は
液タブの方が無難
でしょう。

それまで描いていた感覚を
一切変える必要がないため、
すんなりとデジタルイラストを始められるからです。

板タブ未経験者が板タブから始めると
どうしても慣れるまでに時間がかかります。

板タブに慣れるまでに費やす時間は、
すぐに慣れる液タブで絵を描く練習に使い、
スキルアップのために費やした方が
生産的に思えます。

ただし、
液タブにしたことそのものが原因で
絵が上手になるわけではありません。

あくまでも、
液タブは作業効率アップが期待できるため
絵を描く回数が増えて絵が上手になるという流れ
です。

仕事で液タブが使われることが多いのも
この効率性を重視している側面があります。

板タブでは画面と描く場所が分離しているため、
思ったところに線が描けず、
微妙にずれることがあります。
それを修正する手間が発生して
作業効率が落ちてしまうことがあります。

また、近年は、デジタイザ技術を搭載した
イラストやお絵かきできるタブレットPCが急増しています。

それに伴いワコムも
液タブやOS搭載型液タブに力を入れて
開発しているように感じます。

デジタルイラストのツールとしては、
液晶パネル上に描くスタイルの液タブが
ますます増えていくものと思われます。

予算に余裕があることが前提ですが、
特にこだわりがなく、
これからデジタルイラストを始める人なら、
液タブ
の方が無難です。

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しかし、
予算に余裕がない場合は
海外製の安い液タブがおすすめです。

最近は、海外の液タブもワコムの液タブを
ワンランク落とした程度の違いしかないので、
傾き検出やペンの精度などの
ペンの性能面で妥協できるのであれば
海外の液タブは十分に使えるレベルです。

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液タブを買う予算がない人、
慣れるまでの時間は全く気にしない人、
とにかく安くデジタルイラストを始めたい人は、
ペンタブ(板タブ)から始めるのがいいでしょう。

価格が安いことは大きなメリットであり、
魅力でもあります。
気軽に購入できますからね。

慣れるまでに時間がかかるといっても
個人差がありますし、
慣れてしまえば板タブの方が良いという人もいます。

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既にペンタブを使用している人が
液タブに乗り換えることを検討するときは注意が必要です。

板タブ利用者が液タブに乗り換えるのは、
現在の板タブにどうしても慣れない場合や、
不満がある場合、
液タブに変えざるを得ない事情がある場合など、
液タブの必要性を感じたときだけにした方がいいでしょう。

板タブから液タブに変更して
二度と戻れなくなったという人がいる一方で、
結局板タブに戻ってしまったという人がいるほどです。

結局は慣れが全てです。
ここまで初心者には液タブを推して来ましたが、
人は最初に使ったものに慣れてしまう傾向があります。

ですから、
慣れてしまえば液タブも板タブも同じです。
後はそれをどう使うかが重要になってきます。

予算に限りがある場合は、
液タブと板タブのどちらを選ぶにせよ、
それを選ぶことによって生じるであろう
デメリットやストレスを比較して、
より小さい方を選ぶようにしましょう。

せっかく買ったのに、不満やストレスだらけでは
絵を描くのが苦痛になります。
それだけはなんとしても避けなければいけないことですから。

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